職業訓練校にいくのってどうなんだろ、、
そもそもどうやった通えるようになるんだろう
そんな方のために職業訓練について解説します。
この記事で得られることは次の通りです。
・職業訓練とは何かがわかる
・いい点と悪い点がわかる
・自分に合っているかどうかがわかる
・具体的な授業内容がわかる
・その後就職ができるかがわかる
こんにちは!ががりんです!
実際に職業訓練に通ってWebデザイナーになったので、実体験をもとに紹介していきたいと思います!
1:職業訓練ってなに?
職業訓練とは、就職に役立つ知識やスキルを基本的に無料で習得することのできる公的な制度です。
国が就職補助のため、専門のスクールに委託をしているようなかたちです。
地域差はありますが、3ヶ月〜6ヶ月の期間実施されます。
公的な制度なんだね、なんだか安心だな。
2:【メリット】職業訓練のおすすめポイント
大きく3つのメリットがありますので、一つずつ紹介していきます。
①受講料が基本無料
②失業保険がすぐに受け取れる
③条件が合えば失業保険とは別に補助金が出る
①受講料が基本無料
もっとも大きい利点が受講料が無料である点です。
スクールなどに通うと数十万円かかる費用が不要になるため、その分をPC購入など設備投資に当てることができます。
教材代は自己負担になりますので、その点は頭に入れておきましょう。
②失業保険がすぐに受け取れる
失業保険は通常自己都合の退職の場合、給付されるまで約3ヶ月の期間があるのですが、職業訓練に通うとすぐに支給されます。
生活費が保障されているので、学習に集中できて良いですね。
③条件が合えば失業保険とは別に補助金が出る
求職者支援訓練は、主に雇用保険を受給できない人を対象に、「本人収入8万円以下」「世帯全体の金融資産が300万円以下」などの条件を満たすと月額10万円の給付金をもらいながら通学ができます。
2:【デメリット】職業訓練のよくないポイント
大きく3つのデメリットがありますので、一つずつ紹介していきます。
①試験と面接をクリアする必要がある
②週5日の通学が必要
③転職支援は手厚くはない
①試験と面接をクリアする必要がある
離職中であれば職業訓練を受ける条件はほとんどの人が満たすことができますが、Webデザイン科は人気のため、募集枠に対して応募者が2〜3倍ということがよくあります。ですので、筆記試験と面接で募集枠に絞ることになります。
試験内容は数学と漢字の読み書き問題になります。どちらも中学校で習うレベルのものなので、不安な方は中学生向けのドリルを購入して予習しましょう。
※地域・時期によって異なりますので、事前に確認が必要です。
絶対に入れる訳ではないのか、、
無料のスクールだから人が多く集まるのも当然だね。
②週5日の通学が必要
リモート等がないので、週5の通学が必要です。家から近ければ良いですが、遠い場合はなかなかに大変です。
また、休みすぎると失業保険が受け取れなくなってしまう場合もあるため、注意が必要です。
③転職支援は手厚くはない
就職の支援はあるのですが、あくまで国の制度のためハローワークに掲載されたものを紹介されます。申し訳ないですが、ハローワークに掲載されている求人はあまりおすすめしませんので、自分で就職・転職活動を行う必要があります。無料の転職エージェントなどに登録すれば、一緒に求人を探してくれるのでおすすめです。
メリット・デメリットをしっかり理解した上で自分に合っているか考えることが大事そうだね。
ががりんは職業訓練を利用し、無事Webデザイナーになれたので、条件が合う人にはおすすめだよ。
3:【どんな人いくべき?】条件と自分に合っているかチェックしよう
メリットとデメリットを紹介してきましたが、職業訓練は無料で受けることができるのでおすすめです。
条件と向いている人に合致する人は下記になります。
【条件】離職中・退職予定の人、かつ週5で通えること
【向いている人】ポートフォリオ制作を含めた就職活動を自分でできる人、もしくは今後副業として考えている人
【条件】離職中・退職予定の人、かつ週5で通えること
まず、離職者の支援のため、スクールのように会社に通いながらといったことができず、まず無職である必要があります。
さらに週5で通う必要がありますので、それが可能な人に限られます。
【向いている人】ポートフォリオ制作を含めた就職活動を自分でできる人、もしくは今後副業として考えている人
おすすめは個人制作発表をポートフォリオにすることです。職業訓練の最後の課題に2週間以上かけてサイト制作をする期間があります。その際にポートフォリオ制作をすることで、終了後すぐ就活に活用できますし、制作の中で不明点があれば教師に聞くことができます。
転職には別の仕事につきたいという人にもおすすめ。副業として稼げるだけのスキルは身につくので、そういった選択肢もあることを覚えておこう。
【まとめ】
以上Webデザイナーにおすすめの職業訓練の紹介でした。
条件に合う人はスタートを切る際の選択肢として考えてみてください。
少しでも参考になったと思ったらシェアしてもらえると嬉しいです!
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